状態に注目が集まる冨安健洋 [写真]=Getty Images
アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が、日本代表DF冨安健洋の状態について言及した。4日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。
プレミアリーグ第14節が2日に行われ、アーセナルは本拠地『エミレーツ・スタジアム』でウルヴァーハンプトン(ウルブス)と対戦。試合は序盤からホームチームが攻勢を強め、6分にブカヨ・サカ、13分にマルティン・ウーデゴーアがネットを揺らす。その後は度重なるチャンスを活かしきれず、86分にはマテウス・クーニャに1点を返されたものの、リードを守り切り2-1でリーグ戦3連勝を飾った。
右サイドバック(SB)としてリーグ戦4試合連続のスタメン出場を飾った冨安は、積極的な攻撃参加からサカの先制ゴールをアシストするなど随所で好プレーを披露。しかし79分、左足を痛めてピッチに座り込み、ベン・ホワイトとの交代を余儀なくされた。試合後、アルテタ監督は冨安の交代理由について「彼は何かを感じたようだ。疲労によるものなのかもわからない。リスクは負いたくなかったので、すぐに交代させることを決めた」と説明。その後の状態には注目が集まっている。
現地時間5日には敵地でのプレミアリーグ第15節ルートン・タウン戦を控えているアーセナル。前日会見に出席したアルテタ監督は冨安の出場可否について「予防策として彼を交代させ、試合後には状態を評価した。まだ待つつもりでいるよ。彼を起用できるかどうかは明日判断することになるだろう。強い男なので、きっと大丈夫だろうね」と言及。状態を楽観視しつつ、ルートン・タウン戦の出場は依然として不透明であると明かした。
そのうえで、昨シーズンから右SBの主力を務めているホワイトについては「彼が負傷した後、我々は負担を管理することを決定した。彼の体調は完璧だし、フィットネスを取り戻しているよ。数分間プレーすることもできたし、今は良い状態に戻っている」と語り、ルートン・タウン戦での起用が可能であると強調した。
なお、シーズン開幕戦で右ひざ前十字じん帯を損傷したオランダ代表DFユリエン・ティンバーに加え、ガーナ代表MFトーマス・パルティ、イングランド代表MFエミール・スミス・ロウ、ポルトガル人MFファビオ・ヴィエイラは、ルートン・タウン戦を欠場するという。
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By サッカーキング編集部
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