昨年夏にサウジアラビアへ移籍した(左)ベンゼマと(右)フィルミーノ [写真]=Getty Images
ストライカーの補強を目指すチェルシーが、サウジアラビアで活躍する2人の実力者に関心を寄せているようだ。15日、『テレグラフ』や『デイリーメール』など複数のイギリスメディアが伝えている。
2度の指揮官交代に踏み切った昨シーズンはプレミアリーグで12位に終わり、欧州の主要コンペティションへの出場権を逃したチェルシー。マウリシオ・ポチェッティーノ新監督を招へいした今シーズンも不安定な戦いが続いており、ここまで21試合を消化しての戦績は9勝4分8敗。現時点で首位リヴァプールと暫定「14」ポイント差の9位に低迷している。
こうした現状を受け、クラブは今冬の移籍市場での即戦力の獲得を希望。中でも要補強ポジションと見られているのがセンターフォワード(CF)で、ナポリ所属のナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンやブレントフォード所属のイングランド代表FWイヴァン・トニーなどへの関心が報じられている。しかし、獲得コストやリーグの財務規定等を考慮し、一線級のストライカーの獲得作戦は、来夏の移籍市場で実行に移される可能性が高いようだ。
今回の報道によると、チェルシーは今シーズン終了までの“暫定的な解決策”として、昨年夏にサウジアラビア移籍を決断した実力者2名のレンタルを検討しているという。獲得候補に名前が挙がったのは、アル・イテハド所属の元フランス代表FWカリム・ベンゼマとアル・アハリ所属のブラジル代表FWロベルト・フィルミーノ。いずれの選手についてもポチェッティーノ監督が関心を寄せており、補強の選択肢としてクラブ内での議論がなされているという。
なお、チェルシーを巡ってはブライトン所属のアイルランド代表FWエヴァン・ファーガソンへの関心も報じられている。多くの選手が獲得候補として浮上する中、クラブは今後どのような動きを見せるのだろうか。
By サッカーキング編集部
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