アル・イテハドからの退団が噂されるベンゼマ [写真]=Getty Images
かつてマンチェスター・ユナイテッドなどで活躍した元イングランド代表FWアンディ・コール氏が、アル・イテハドからの退団が噂される元フランス代表FWカリム・ベンゼマについて言及した。23日、イギリス『ベットフレッド』が同氏のコメントを伝えている。
現在36歳のベンゼマは、リヨンでプロキャリアを歩み始めると、2009年にレアル・マドリードへと加入。約14年間に渡りFWの主力として活躍し、チャンピオンズリーグやラ・リーガなど数多くのタイトル獲得に貢献した。今シーズンからは、サウジ・プロフェッショナルリーグ(SPL)のアル・イテハドでプレーしており、ここまで公式戦通算24試合出場15ゴール6アシストの成績を残している。
大きな期待とともにサウジアラビアへとやってきたベンゼマだが、現在は冬季トレーニングキャンプに合流していないことで、マルセロ・ガジャルド監督との確執が報じられるなど、今冬での欧州復帰が噂されている。
ベンゼマについて問われたA・コール氏は、「彼が夏にレアル・マドリードを去ったときはとても驚いたが、なぜそうなったのかは理解している」とコメント。「彼がサウジアラビアで稼いでいるお金は、世代を超えた富なんだ。彼の子供たちやその子供たちのためのものだ。あの年齢で、すでにラ・リーガで4回、チャンピオンズリーグで5回、そしてバロンドールを獲得しているのであれば、彼がサウジアラビアに行った理由も理解できる」とベンゼマの決断を支持する姿勢を示した。
また、マンチェスター・ユナイテッドがベンゼマの獲得を画策中とも伝えられるなか、「彼の年齢でプレミアリーグでやっていけるだろうか?彼のコンディションを考えれば、100パーセント可能だ」と断言。続けて、「マンチェスター・ユナイテッドが契約するチャンスがあるのなら、ぜひとも実現させるべきだ」と古巣に向けて、獲得を強く進言している。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト