去就に注目が集まっているシェシュコ [写真]=Getty Images
チェルシーは、ライプツィヒに所属するスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコへの関心を継続しているようだ。4日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。
現在21歳のシェシュコは、身長195センチメートルのストライカー。母国のクルシュコやドムジャレの下部組織を経て、2019年夏にザルツブルクへと完全移籍。セカンドチームのリーフェリンク(オーストリア2部)で経験を積み、2021年夏からトップチームに昇格した。2022年8月に2023-24シーズンから姉妹クラブのライプツィヒへの加入が決定し、2023-24シーズンは公式戦42試合の出場で18ゴール2アシストを記録した。
また、スロベニア代表では各世代別でエースとして活躍。2021年6月1日に行われた国際親善試合の北マケドニア代表戦でA代表デビューを飾り、18歳1日で同国代表史上最年少出場記録を塗り替えた。ここまで28キャップを数え、11ゴールを挙げている。
そんなシェシュコはライプツィヒと2028年6月30日までとなる契約を締結しているものの、複数クラブから関心が寄せられており、去就には注目が集まっている。
すでにアーセナルは移籍金の引き下げを狙って交渉を進めている模様で、イギリス紙『ミラー』では4500万ポンド(約90億円)の移籍金を準備しているほか、シェシュコ自身もアーセナルへの移籍を希望していると噂されるなど、アーセナルが獲得レースで優位な立ち位置につけていることが報じられている。
それでも、今回の報道によると、チェルシーもシェシュコ獲得を真剣に検討している模様で、同選手の契約には5600万ポンド(約111億円)の契約解除条項が付随していることから、これを行使する準備を整えていることが予想されている。
なお、チェルシーはかねてよりナポリに所属するナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンに関心を示していることが明らかになっていたものの、現時点では移籍金が高額であることや負傷歴などいくつかの理由からすでに獲得レースから撤退していることが伝えられている。
一方、ブライトンに所属しているアイルランド代表FWエヴァン・ファーガソンには引き続き興味を示しているが、今夏に獲得する意思はない模様で、シェシュコへの関心を強めているようだが、果たしてチェルシーは同選手を獲得することができるのだろうか。
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By サッカーキング編集部
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