FOLLOW US

E・フェルナンデス、パリ五輪不参加を明言「できる限りのことをしたけど…」

2024.06.27

パリ五輪欠場を明言したE・フェルナンデス [写真]=Getty Images

 アルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスチェルシー/イングランド)が、パリオリンピック2024に出場できないことを明言した。26日、アルゼンチンメディア『TyC Sports』が伝えている。

 現在23歳のE・フェルナンデスはFIFAワールドカップカタール2022で36年ぶり3度目となるアルゼンチン代表の優勝に貢献し、大会最優秀若手選手賞に選出。この活躍もあって、2023年1月にベンフィカからチェルシーに完全移籍で加入した。移籍金が当時の英国史上最高額の1億2100万ユーロ(約207億円)だったことに加え、2031年6月30日までとなる8年半契約を締結したことも話題を呼んだ。

 2023-24シーズンは公式戦40試合出場で7ゴール3アシストを記録した同選手だが、長い間にわたってそけい部に問題を抱えていたことから、4月末に手術を受け、一足早くシーズンが終了。それでも、すぐにリハビリを行なった後、アルゼンチン代表としてコパ・アメリカ2024にも出場している。

 そんなE・フェルナンデスはかねてより、今年7月24日から開幕するパリ五輪への出場を望んでいることを明言していた。しかし、仮にコパ・アメリカに続いてパリ五輪も出場することになると、チェルシーのプレーシーズンをすべて不在となるため、エンツォ・マレスカ新監督が就任したばかりの同クラブはそれを望まず。また、休みなく開幕を迎えることで負傷のリスクも浮上することから、パリ五輪出場は認めない方針であることが報じられていた。

 そして、25日に行われたチリ代表(○1-0)戦後に改めてパリ五輪について聞かれたE・フェルナンデスは「できることはすべてやった。以前チェルシーにいたマウリシオ(・ポチェッティーノ前監督)は僕に許可をくれていたけど、クラブの立場が変わった。努力はした。話を続けて出場するためにできる限りのことをしたけど、それは認められなかった」と報道通りに欠場することを明言した。

 続けて、「(ハビエル・)マスチェラーノには謝罪する。僕はその場にいたかったけれど、それは叶わない」とパリ五輪に臨むU-23アルゼンチン代表を率いるマスチェラーノ監督への謝罪も口にした。

エンソ・フェルナンデスの関連記事

By サッカーキング編集部

サッカー総合情報サイト

世界のサッカー情報を配信する国内最高峰のサッカー総合メディア。日本代表をはじめ、Jリーグ、プレミアリーグ、海外日本人選手、高校サッカーなどの国内外の最新ニュース、コラム、選手インタビュー、試合結果速報、ゲーム、ショッピングといったサッカーにまつわるあらゆる情報を提供しています。「X」「Instagram」「YouTube」「TikTok」など、各種SNSサービスも充実したコンテンツを発信中。

SHARE

RANKINGエンソ・フェルナンデスのニュースアクセスランキング

SOCCERKING VIDEO