菅原由勢がサウサンプトン加入へ [写真]=Getty Images
AZに所属する日本代表DF菅原由勢がサウサンプトンへの加入に近づいているようだ。10日、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えている。
現在24歳の菅原は2019年夏に名古屋グランパスからAZへレンタルで加入し、翌年夏に完全移籍への移行が発表された。加入当初から右サイドバック(SB)を主戦場に活躍しており、ここまで公式戦通算198試合に出場し14ゴール29アシストを記録。在籍5年目の2023-24シーズンも公式戦42試合の出場で4ゴール9アシストをマークするなど、チームの中心選手として存在感を放った。
そんな菅原に対しては、2023-24シーズンのセリエAを制覇したインテルやヨーロッパリーグ(EL)覇者であるアタランタ、日本代表FW三笘薫が所属するブライトン、エヴァートン、ヴォルフスブルクなど複数クラブからの関心が明らかに。AZとの現行契約は2025年6月末までとなっているものの、今夏の移籍の可能性がかねてから盛んに報じられていた。
ロマーノ氏によると、菅原は現地時間10日水曜日にサウサンプトンのメディカルチェックを受診する予定とのこと。その後、契約書へのサインが行われ、近日中に加入が正式発表される見込みだという。なお、契約年数等などに関する情報は現時点で明かされていない。
1885年に創設されたサウサンプトンは「セインツ」の愛称でも親しまれており、過去にはFAカップを1度制覇。アカデミー(下部組織)に定評があり、イングランド代表MFジェームズ・ウォード・プラウズ(現:ウェストハム)や同DFベン・ホワイト(現:アーセナル)、同DFルーク・ショー(現:マンチェスター・ユナイテッド)、元同国代表FWセオ・ウォルコット氏、元ウェールズ代表FWガレス・ベイル氏を輩出したことでも知られている。
過去には元日本代表FW李忠成氏や同DF吉田麻也(現:ロサンゼルス・ギャラクシー)、同国代表FW南野拓実(現:モナコ)らも在籍。直近では日章学園に所属するFW高岡伶颯とプレ契約を締結した。2022-23シーズンはプレミアリーグで最下位に沈みチャンピオンシップ(2部リーグ)に降格したが、昇格プレーオフの末に1年でのトップリーグ復帰を決めている。
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By サッカーキング編集部
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