完全移籍が決定したディアビ [写真]=Getty Images
アストン・ヴィラに所属するフランス代表FWムサ・ディアビが、サウジ・プロフェッショナルリーグ(SPL)のアル・イテハドに完全移籍することが決定した。24日、両クラブが発表している。
発表によると、ディアビは2029年6月30日までとなる5年契約を締結。なお、移籍金は明らかになっていないが、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、総額6000万ユーロ(約99億円)で両クラブは合意したようだ。
現在25歳のディアビは、爆発的なスピードを武器とする左利きの右ウインガー。パリ・サンジェルマンの下部組織で育ち、2017-18シーズン後半にレンタル先のクロトーネ(当時セリエA)でプロデビューを飾った。2019年夏にレヴァークーゼンへと完全移籍。同クラブでは公式戦通算172試合に出場し、49ゴール48アシストを記録した。
そして、2023年7月にアストン・ヴィラへと完全移籍。イギリスメディア『アスレティック』によると、移籍金は4000万ユーロ(約66億円)+ボーナスとなり、ディアビは2028年6月30日までとなる5年契約を締結した。2023-24シーズンは公式戦54試合出場で10ゴール9アシストを記録し、アストン・ヴィラの1983年以来、41年ぶりとなるチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に貢献を果たしていた。
アル・イテハド移籍が決定したディアビは「アル・イテハドに加入して、クラブの豊かな歴史と価値観を反映した強力なチームを築くことを目指すプロジェクトに参加できることを嬉しく思う。新しいチームメイトと協力して勝利を収め、熱心なファンたちに喜びをもたらすことを楽しみにしている」と意気込みのコメントを発表している。
By サッカーキング編集部
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