逆転ゴールを叩き込んだトロサール [写真]=Getty Images
プレミアリーグ第21節が15日に行われ、アーセナルとトッテナムが対戦した。
今季2度目のノースロンドン・ダービーの幕が上がる。今季1度目の対戦は昨年9月15日、開幕直後の第4節というタイミングで開催され、1-0でアウェイチームのアーセナルが勝利していた。アーセナルとしては“シーズンダブル”を狙う一戦となるが、置かれた状況は決して良いとは言えない。2025年の初陣となったプレミアリーグ第19節ブレントフォード戦こそ3-1で制したが、続く第20節ブライトン戦を1-1のドローで終えると、カラバオ・カップ(EFLカップ)準決勝ファーストレグのニューカッスル戦を0-2で落とした。12日にはFAカップ3回戦のマンチェスター・ユナイテッド戦は後半の61分から数的優位の状況となりながら、最終的にはPK戦で敗れており、現在は公式戦3試合未勝利となっている。首位を走るリヴァプールとの勝ち点差は「7」まで広がっており、21年ぶりのリーグタイトルを目指すならば、これ以上の足踏みは避けたいところだ。
一方で、トッテナムは今季、低空飛行の戦いが続いている。プレミアリーグにおける前節終了時点での成績は7勝3分10敗で、勝ち点「24」で13位に沈む。プレミアリーグ直近8戦の成績は1勝2分5敗と大幅に負け越しているが、8日に行われたカラバオ・カップ準決勝ファーストレグではリヴァプールを1-0で破っていた。12日のFAカップ3回戦では5部のタムワースに大苦戦を強いられながらも、延長戦の末に3-0で勝利。カップ戦での勢いを、リーグ戦にもつなげていきたい。
ホームチームのアーセナルでは負傷者が続出しており、ラヒーム・スターリングを今季プレミアリーグで3度目のスタメン起用。一方のトッテナムも最終ラインを中心にケガ人が多い状態は変わらないが、ラドゥ・ドラグシンとアーチー・グレイという直近ではお馴染みとなったセンターバックコンビが先発。ゴールマウスを託されたGKアントニーン・キンスキーは、前記のカップ戦2試合には出場していたものの、プレミアリーグでは加入後初出場となる。
そんな両者による、公式戦197回目のノースロンドン・ダービーは、開始3分でマイルズ・ルイス・スケリーからのスルーパスでスターリングがゴール前に走り込むシーンを作るなど、序盤からホームチームが敵陣へ押し込む構図となる。レアンドロ・トロサールがゴール前でフィニッシュに絡むシーンを作りながらも、良い形で足を振れる場面は少ない。
対するトッテナムは22分、自陣左サイドでルーカス・ベリヴァルがうまくボールを奪ったところから、セカンドボールを拾ったジェド・スペンスが左サイドを前進。右足アウトサイドでのクロスボールはファーサイドで待っていたドミニク・ソランケに届く直前、ガブリエウ・マガリャンイスに触られてフィニッシュまで持ち込めない。ただし、直後の右コーナーキックでは、セカンドボールを拾ったデヤン・クルゼフスキが相手をかわしてフィニッシュまで持ち込む。しかし、ここはGKダビド・ラヤが立ちはだかった。
このプレーを機に、徐々にトッテナムが前へ出られるシーンも作れるようになる。24分にはGKキンスキーからのボールを引き取ったパペ・マタル・サールが、ドリブルでスペースを前進し、クルゼフスキとのワンツーから右サイド深い位置まで侵入。折り返しはトーマス・パルティのブロックに阻まれたが、直後の右コーナーキックをショートでクイックリスタートすると、中央へ送られたクロスボールのこぼれ球にソン・フンミンが反応。ダイレクトで狙ったボレーシュートはディフレクションの末にゴールに吸い込まれ、トッテナムが先手を取った。
アウェイの地で先制に成功したトッテナムだったが、直後にはアクシデントに襲われる。トロサールの切り返しに付いていこうとしたペドロ・ポロが内転筋の辺りを痛め、1度ピッチの外へ。それでも、ポロはプレー続行を決断し、トッテナムとしてば窮地を免れた。
アーセナルとしては序盤から押し込みながらも、トッテナムの守備ブロックをかいくぐるシーンは少なめ。得意とするコーナーキックの数は多いが、GKキンスキーの素晴らしいハイボール対応もあって、効果的なチャンスにはつながらない。それでも、40分には遂にセットプレーが実を結ぶ。デクラン・ライスのファーサイドめがけたキックはGKキンスキーを超え、ファーサイドへ走り込んだガブリエウが頭で折り返す。これが相手に当たってゴールに吸い込まれ、試合を振り出しに戻した。
さらに44分、アーセナルは敵陣でのボール奪取からショートカウンターを発動。ピッチ中央付近でトーマスがイヴ・ビスマを捕まえると、ルーズボールを拾ったマルティン・ウーデゴーアが左サイドへ展開。駆け上がってきたトロサールは、ボックス内まで持ち運ぶと、左足でシュートを突き刺し、アーセナルが逆転に成功して前半を終えた。
後半に入ると、トッテナムはサールとビスマを下げて、ブレナン・ジョンソンとジェームズ・マディソンを投入。攻撃的な布陣へシフトしたが、試合の様相が大きく変わることはなく、トッテナムはなかなか決定的なチャンスの数を増やせない。
このまま終盤に差し掛かると、72分には敵陣でのボール奪取からソランケがフィニッシュまで持ち込むも、相手のブロックに阻まれて枠へは飛ばせない。このプレーの後、カウンターに転じたアーセナルも、ライスとウーデゴーアがそれぞれゴールへ迫ったが、勝利を手繰り寄せる3点目とはならない。
後半アディショナルタイムには右サイド高い位置を取ったポロが、クロスを匂わせてニアサイドを狙ったシュートを放ったが、ここはポストに直撃。結局、後半に両チームがゴールネットを揺らすことはなく、試合はこのままタイムアップを迎えた。
この結果、アーセナルがホーム開催のノースロンドン・ダービーを2-1で制し、“宿敵”相手にシーズンダブルを達成した。これで公式戦では4試合ぶり、プレミアリーグでは2試合ぶりの白星を記録。一方で、トッテナムは公式戦では3試合ぶりの黒星となり、プレミアリーグでは連敗を喫した。
次節、アーセナルは18日にホームでアストン・ヴィラと、トッテナムは19日に敵地でエヴァートンと、それぞれ対戦する。
【得点者】
0-1 25分 ソン・フンミン(トッテナム)
1-1 40分 ドミニク・ソランケ(OG/アーセナル)
2-1 44分 レアンドロ・トロサール(アーセナル)
【スターティングメンバー】
アーセナル(4-3-3)
GK:ダビド・ラヤ
DF:ユリエン・ティンバー、ウィリアン・サリバ、ガブリエウ・マガリャンイス、マイルズ・ルイス・スケリー(87分 オレクサンドル・ジンチェンコ)
MF:トーマス・パルティ、マルティン・ウーデゴーア、デクラン・ライス(87分 ミケル・メリーノ)
FW:ラヒーム・スターリング(61分 ガブリエウ・マルティネッリ)、カイ・ハヴァーツ、レアンドロ・トロサール(77分 キーラン・ティアニー)
トッテナム(4-3-3)
GK:アントニーン・キンスキー
DF:ペドロ・ポロ、ラドゥ・ドラグシン、アーチー・グレイ、ジェド・スペンス
MF:パペ・マタル・サール(46分 ブレナン・ジョンソン)、イヴ・ビスマ(46分 ジェームズ・マディソン)、ルーカス・ベリヴァル
FW:デヤン・クルゼフスキ、ドミニク・ソランケ、ソン・フンミン(78分 リチャーリソン)
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By サッカーキング編集部
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