マンC加入が正式発表されたマーモウシュ [写真]=Getty Images
マンチェスター・シティは23日、フランクフルトからエジプト代表FWオマル・マーモウシュが完全移籍加入することを発表した。
シーズン後半戦での巻き返しを図るマンチェスター・シティが、ウズベキスタン代表DFアブドゥコディル・フサノフ、ブラジル人DFヴィトール・リースに次ぐ今冬3人目の新戦力を迎えた。契約期間は2029年6月30日までの約4年半で、背番号は「7」に決定。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍金として7500万ユーロ（約122億円）がフランクフルトへ支払われたようだ。
現在25歳のマーモウシュはセンターフォワード（CF）を主戦場とするプレーヤーで、左右のウイング（WG）としてもプレー可能。2017年8月に母国エジプトのクラブからヴォルフスブルクへ移籍すると、ザンクトパウリやシュトゥットガルトを経て、2023年夏にフランクフルトへ加入した。初年度から前線の主軸として活躍し、ここまで公式戦通算67試合で37ゴール20アシストをマークしている。
在籍2年目の今シーズンは公式戦26試合で20ゴール14アシストをマークするなど、抜群の決定力を発揮。また、2021年10月にデビューしたエジプト代表では、ここまで国際Aマッチ通算35試合に出場し6ゴール3アシストを記録している。
マーモウシュは新天地マンチェスター・シティのクラブ公式サイトを通じて、次のようなコメントを発表している。
「この日は決して忘れられないだろう。世界最高のチームの一つであるマンチェスター・シティと契約できて素晴らしい気分だ。とても嬉しく、家族もとても誇りに思っている。僕たち全員がマンチェスターへ来られてとても幸せだ。ペップ（ジョゼップ・グアルディオラ監督）と彼のテクニカルスタッフ、世界クラスの施設と、選手が成長するために必要なものが全て揃っている。ここに来るチャンスがあると聞いた時、それは僕にとって非常に魅力的だった」
「そして、トロフィーを獲得したいという気持ちも否定はできない。マンチェスター・シティはイングランドで最も成功したクラブであり、僕は自分が勝利の環境と文化に加わることができたと理解している。スタッフやチームメイトから学びたいし、僕自身もその貴重なメンバーに加わりたい。本当の楽しみだ。他の選手に会い、マンチェスター・シティのファンに自分の実力を示したいと思っている」
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By サッカーキング編集部
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