ハーランドにゴールを許したGKサンチェス [写真]=Getty Images
チェルシーを率いるエンツォ・マレスカ監督が、再び失点に関与したスペイン代表GKロベルト・サンチェスについて言及した。25日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
プレミアリーグ第23節が25日に行われ、チェルシーはマンチェスター・シティと対戦。3分に相手のミスから最後はノニ・マドゥエケが先制点を決めたが、42分にヨシュコ・グヴァルディオールに同点弾を許すと、68分にはアーリング・ハーランドに勝ち越しゴールを奪われ、87分にもフィル・フォーデンに追加点を許し、1-3で逆転負けを喫した。
今季守護神として起用されているGKサンチェスはビッグセーブを見せる一方、足下の繋ぎやハイボールの処理の部分などで、何度も不用意なミスからピンチを招いていることに注目が集まっており、先日からマレスカ監督は今後も引き続き同選手を守護神として起用するのかと質問される事態となっていた。
それでも、マレスカ監督はGKサンチェスのミスを擁護して起用を続けてきたが、マンチェスター・シティ戦ではハーランドに勝ち越しゴールを許した場面で、中途半端に飛び出したことでプレッシャーをかけることもできないまま、中途半端な立ち位置でハーランドに頭上を越えるシュートを決められてしまっていた。
これにより、データサイト『Whoscored.com』によると、GKサンチェスは今シーズンのプレミアリーグで失点につながるミスをした最多(5回)の選手になったという。また、マンチェスター・シティ戦ではピッチ上のどの選手よりもボールを失った回数(19回)が多かったことも明らかになっている。
なお、イギリスメディア『Squawka』によると、失点につながるミスをしたのが5回というのは、記録を集計し始めた2007-08シーズン以降、チェルシーの選手では1シーズンで最多の記録に並んだことも伝えられている。
またしても、失点に関与するミスをしたGKサンチェスについて試合後、マレスカ監督は「ロベルトはもっと頑張らなければならないことを完全に理解している。試合後にもそれを完全に理解していた。良いことは彼がもっと頑張らなければらならないことを真っ先に理解しているということだ」と語りながら、今後の起用については次のように言及した。
「私たちはロベルトを信頼している。しかし、このような瞬間にミスを犯していることを真っ先に完全に理解しているのはロベルトでもある。私たちは引き続きロベルトを信頼しているけど、(次の試合まで)丸々1週間あるので、反応を見て次の試合に向けて判断していきたいと思う」
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By サッカーキング編集部
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