バルセロナは20日、現在使用しているホームスタジアム“カンプ・ノウ”の改修・増築を行うと発表した。
クラブは声明で、2017年5月から2021年2月までの工期で、完成すると収容人数が現在の約9万9000人から10万5000人に増加するとしている。
当初、現本拠地の改修と、バルセロナ大学の敷地に新築する2案が提示されていたが、20日に行われた会見で、サンドロ・ロセイ会長が新築案を理事会で否決したことを明かし、工程や概要などを発表した。今後は4月のはじめにソシオ(クラブ会員)の投票を行い、プロジェクトの可否を決める。
バルセロナのバスケットボールチームが使用するアリーナや商用施設の建設なども併せて行われる今回の事業は、総額6億ユーロ(約850億円)を見積もっている。