バイエルンやシャルケ、ヴォルフスブルクなどで指揮を執ったフェリックス・マガト氏が、バルセロナに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシのバイエルン移籍が実現する可能性があると語った。スペイン紙『マルカ』が27日に伝えた。
マガト氏は、「(バイエルンと)メッシとの契約もあり得る。もし、バイエルンがもう1度チャンピオンズリーグ制覇を果たしたら、彼にとって(バイエルンは)興味深いクラブになるだろう」と、コメント。2011年6月にシャルケからバイエルンへ移籍したドイツ代表GKマヌエル・ノイアーの例を挙げ、「選手たちが『バイエルンへ行きたい』と考えるのは理解できる。ノイアーは子どもの頃、シャルケのスタジアムのスタンドで(シャルケを応援して)バイエルンに対して叫んでいたのだからね」と、バイエルンが選手にとって魅力的なクラブであるという考えを明かした。
そして、「バイエルンは10年前もリーグをけん引していたが、その優位性は今とは異なるものだった。以前は、実力がずば抜けた選手が12から16名ほど所属していたが、今は25名ものトッププレーヤーがいる。バイエルンが現在の強化方針を継続するのであれば、次の10年間も優位であり続けるだろう」と、語った。