チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグが11日に行われ、アトレティコ・マドリードとミランが対戦。ホームのアトレティコ・マドリードが4-1で勝利し、2連勝で1996-1997シーズン以来となるベスト8進出を決めた。
試合後にディエゴ・シメオネ監督は『UEFA.com』で、「スタジアムの雰囲気は素晴らしく、忘れられない一夜になった」と喜びのコメント。「序盤は相手を上回り、先制点で試合を支配できるかと思ったが、そこからミランが攻勢に出た。反撃がくるのはわかっていたよ。(イニャツィオ)アバーテやカカ、(マリオ)バロテッリというメンバーを揃えているからね。しかし、後半は選手達が最高のプレーを見せてくれた」と振り返った。
「3点目が生まれて、ようやく私も一息つくことができた」というシメオネ監督は、「今日はチームにとって、非常に重要な試合だった。結果には本当に満足している。歴史的な快挙。選手達は戦士であり続けたね」と、称賛を口にした。
また、「喜ばしいが、今のところはあまりあれこれ考えたり、久々のことに必要以上に浮かれたりしないようにしている」と語り、「難しい準々決勝が控えている。まずは休んで、さらに努力を続けなければならない。これは試合に直接関わる人間だけでなく、クラブのスタッフ全員にとっての義務。今の道をこのまま歩み続ける必要がある」と気を引き締めた。