レアル・マドリードでプレーするGKディエゴ・ロペス [写真]=Getty Images
今週末、宿敵バルセロナを本拠地サンティアゴ・ベルナベウに迎えるレアル・マドリードだが、公式戦31試合無敗と絶好調のチームは雰囲気も最高潮に達しているようだ。
それを最も顕著に表しているのが、昨シーズンはメディアの度重なる報道により冷戦のような関係が強調されていた守護神争いで、スペイン代表GKイケル・カシージャスと元スペイン代表GKディエゴ・ロペスが、ここに来てお互いを称賛するコメントを残し始めている。
まず先日、チャンピオンズリーグおよびコパ・デル・レイでスタメンを張るカシージャスが、リーガ・エスパニョーラでレギュラーを務めるD・ロペスについて、「僕達が首位に立っているのは、彼の活躍による部分が大きい」とチームへの多大な貢献を絶賛した。
そして、これを受けたD・ロペスは、カシージャスへの感謝を示すと共に、両選手による健全なライバル関係を説明した。
「カシージャスの言葉には感謝している。彼はチームの主将であり象徴だ。僕は彼に大きなリスペクトを抱いてきたし、それは今後も全く変わらない。僕達は共に優れた資質を持つGKであり、世界最高のチームで1つのポジションを巡って切磋琢磨している」
3位バルセロナとは4ポイント差のまま直接対決を迎えることになったレアル・マドリード。D・ロペスは、大一番に向けて闘志を燃やした。
「これは本当に大切な一戦だ。僕達はその重要性を十分に理解したうえで、試合を心待ちにしている。彼らも今回の対戦を良い機会と捉えていることだろう」