2得点を挙げたロイス(右) [写真]=VI-Images via Getty Images
チャンピオンズリーグ準々決勝セカンドレグが8日に行われ、ドルトムントとレアル・マドリードが対戦した。
昨年の準決勝と同一カードとなった対戦は、レアル・マドリードがホームで戦ったファーストレグに3-0と快勝。大きなアドバンテージを持って臨む一戦では、前日練習を途中で切り上げたクリスティアーノ・ロナウドがベンチスタートとなった。
試合は16分、ファビオ・コエントランが左サイドからクロスを上げると、ブロックに入ったウカシュ・ピシュチェクの手に当たり、レアル・マドリードがPKを獲得。しかし、アンヘル・ディ・マリアのシュートはGKロマン・ヴァイデンフェラーが完璧な読みで防ぎ、ドルトムントはピンチをしのぐ。
迎えた22分ドルトムントはDFラインからロングボールを送ると、レアル・マドリードのDFペペがヘディングでバックパス。これを狙っていたマルコ・ロイスが拾うと、GKイケル・カシージャスをかわしてネットを揺らし、先制に成功する。
37分にはレアル・マドリードDFラインでのパス回しから、アシエル・イジャラメンディのバックパスをカットしたロイスがピッチ中央をドリブルで持ち上がり、左を並走したロベルト・レヴァンドフスキにラストパス。レヴァンドフスキのシュートは右ポストに嫌われたが、跳ね返りをロイスがつめ、ドルトムントが2点目を獲得する。
ハーフタイムにレアル・マドリードはイジャラメンディを下げ、イスコを投入。後半、チャンスを作るようになる。一方のドルトムントも65分、カウンターからロイスのスルーパスを受けたヘンリク・ムヒタリアンがペナルティエリア内で左に流れながら、GKをかわして決定機となるが、シュートは左ポストを直撃してしまった。
ドルトムントは大観衆の後押しを受けて1点を目指すが、ネットを揺らすことはできず。試合は0-2で敗れたレアル・マドリードだが、2戦合計3-2で準決勝シーズン進出となった。
勝ち上がりを決めたレアル・マドリードはチャンピオンズリーグで4シーズン連続準決勝進出となった。
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