人種差別に対抗、ネイマールがバナナ片手に息子と2ショット

D・アウヴェスと同僚のネイマール(中央) [写真]=Getty Images

 リーガ・エスパニョーラ第35節が27日に行われ、ビジャレアルとバルセロナが対戦した。その試合中に、人種差別行為で観客からバナナを投げ込まれたバナナを、バルセロナ所属のブラジル代表DFダニエウ・アウヴェスが一口食べる場面があった。

 試合後、同僚であるブラジル代表FWネイマールが自身のインスタグラムでD・アウヴェスを支援し、人種差別に対抗。息子とともにバナナを持った写真を掲載し、「僕たちはすべて同じで、みんな同じサルだ。人種差別なんてしない。2014年にこのようなことが起きるのは恥だ」とコメントしている。

 同試合は、55分までに2点のリードを許したバルセロナが、オウンゴール2つとアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの得点により、3-2で逆転勝利を収めている。

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