バルサのD・アウヴェス、投げ込まれたバナナを食べて人種差別に抵抗

27日のビジャレアル戦で先発フル出場したD・アウヴェス(上) [写真]=FC Barcelona via Getty Images

 27日に行われたリーガエスパニョーラ第35節で、バルセロナはアウェイでビジャレアルと対戦し3-2で勝利した。しかしこの試合で、バルセロナに所属するブラジル代表DFダニエウ・アウヴェスが人種差別行為を受けた。

 同試合でバルセロナが75分にコーナーキックを獲得し、D・アウヴェスがキッカーとして準備していた時、観客から同選手に向かってバナナが投げ込まれた。しかし、D・アウヴェスはそれに対し、動じる事なくバナナを拾い、皮をむいて口にした。人種差別行為に冷静かつ大胆な方法で対応した形となった。

 D・アウヴェスは今シーズン、リーグ戦で24試合に出場し2ゴール、2アシストを記録している。

モバイルバージョンを終了