レアル・マドリードは7日、クラブの名誉会長であるアルフレッド・ディ・ステファノ氏が同日、逝去したと発表した。88歳だった。
ディ・ステファノ名誉会長は5日にマドリード市内で心臓発作により倒れ、救急搬送。非常な危険な状態にあるとされたが、その後、危険な中にも安定した状態と発表されていた。
クラブは「世界中のマドリディスタや全時代で最高の選手死去を悲しむ人々の哀悼の意を示します」と声明を発表している。
ディ・ステファノ氏は現役時代、レアル・マドリードでリーグ戦を8度制覇、チャンピオンズカップ(現チャンピオンズリーグ)では第1回大会の1955-56シーズンからの5連覇などに大きく貢献した。バロンドール(現FIFAバロンドール)には2度輝いている。ここ数年は心臓の状態に苦しんでおり、2005年からはペースメーカーを使用するなどしていた。