24日のリーガ・エスパニョーラ開幕節、バルセロナはホームでエルチェと対戦する。新シーズンの幕開けとなるこの一戦で、バルセロナBに所属するU-19スペイン代表FWムニル・エル・アダディが3トップの一角として先発デビューを果たすかもしれない。カタルーニャの地元紙が伝えた。
モロッコ系スペイン人のムニルは、レアル・マドリードやマンチェスター・Cなどの複数クラブから関心を示されていたが、2011年にバルセロナの下部組織に加入。以降は、UEFAユースリーグなどで結果を残し、FW宮市亮が所属するアーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督からは“ネクスト・ファブレガス”との評価を受けていた。
今シーズンよりトップチームに昇格したムニルは、先日行われたジョアン・ガンペール杯のレオン戦で印象的なパフォーマンスを披露。2ゴールを奪ってチームの6-0の勝利に貢献した。地元紙はトップチームで問題なく適応しているムニルをルイス・エンリケ監督が評価し、同選手を3トップの一角で先発させると主張している。
バルセロナの前線では、ブラジル代表FWネイマールが先日練習中に足首をねんざ、さらにスペイン代表ペドロ・ロドリゲスが胃腸炎の影響で全体練習に合流したばかりのため、エルチェ戦でスターティングメンバーから漏れるのではと伝えられている。
また、地元紙はムニル同様に下部組織出身のU-19スペイン代表FWサンドロ・ラミレスも同様に先発デビューする可能性も報じている。果たしてエンリケ監督は、エースのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシと2人の新鋭が形成する3トップでエルチェ戦に挑むのだろうか。
(記事/超ワールドサッカー)