バイエルンのX・アロンソが古巣にエール「レアルは必ず逆襲する」

　今シーズン、レアル・マドリードからバイエルンに電撃移籍した元スペイン代表MFシャビ・アロンソが、チャンピオンズリーグ・グループリーグ第1節のマンチェスター・C戦を2日後に控えた現地15日の記者会見で、新天地での目標や古巣への愛情を表した。

　今回タイトルを獲得すれば、元オランダ代表のクラレンス・セードルフ氏に次ぎ、異なる3つのクラブで同大会を制覇した史上2人目の選手となるシャビ・アロンソ。優勝への強いこだわりを表しながらも、一歩ずつ駒を進めていくことの重要性を説いた。

「バイエルンでCLを制覇するというのは、僕にとっての大きな目標だ。しかし、道のりは果てしないので、まずはシティとの初戦に集中しなければならない。これは僕達にとって非常に重要な試合だ。ホームで戦うので、何としても3ポイントを獲得したい」

　シャビ・アロンソはまた、ドイツとスペインのフットボールの違いについて、次のように自身の見解を述べた。

「ブンデスリーガのリズムは、リーガ・エスパニョーラのそれとは異なる。ここではフィジカルがより強調されたフットボールが行われている。一方、スタジアムは常に満員で、スタンドからの歓声も素晴らしく、試合の雰囲気は最高だね」

　一方、リーガ・エスパニョーラで開幕ダッシュに失敗したレアル・マドリードについてコメントを求められたシャビ・アロンソは、第2節では自身の出身クラブであるレアル・ソシエダに、第3節では宿敵アトレティコ・マドリードに敗れた古巣にエールを送った。

「レアル・ソシエダ戦で手痛い逆転負けを喫した後、アトレティコ・マドリード戦にも競り負けてしまい、チームは本当に厳しい状況に立たされている。だが、レアル・マドリードならば必ず逆襲してくれると、僕は確信している」