CLバーゼル戦に先発出場したセルヒオ・ラモス(右) [写真]=Getty Images
16日に行われたチャンピオンズリーグ・グループリーグ第1節、レアル・マドリードは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでバーゼルを5-1で下した。
リーガ・エスパニョーラでは先月31日の第2節レアル・ソシエダ戦、今月13日の第3節アトレティコ・マドリード戦と連敗を喫したレアル・マドリードだが、この日は格下のバーゼルを相手に自慢の攻撃陣が爆発。14分に相手オウンゴールで先制すると、30分にはMFガレス・ベイル、31分にはFWクリスティアーノ・ロナウド、36分にはMFハメス・ロドリゲスが相次ぎゴールを奪って勝負を決める。チームは1点を返されて迎えた後半も、34分にFWカリム・ベンゼマが駄目押しゴールを決め、4点差で快勝した。
この勝利により、チャンピオンズリーグ連覇に向けて好発進を切ると共に、連敗ストップに成功したレアル・マドリード。副将のスペイン代表DFセルヒオ・ラモスは、試合後のインタビューで連勝街道への転換を誓った。
「僕達は今、連勝による良い流れを作り、人々のメンタリティを変えなければならない。フットボールの世界では、後悔をするのではなく、ミスから学ぶことが求められる。僕達はハードワークをもって問題を解決し、皆で向上していかなければならない。そのためにも、チームに絶対の自信を持つことが重要だ」
一方、この日もスタンドの一部で起きた主将のスペイン代表GKイケル・カシージャスへのブーイングについて質問されたセルヒオ・ラモスは、サポーターの感情に配慮をしながらも苦言を呈した。
「僕はこれ以上ゴールマウス論争について話すつもりはない。選手は公衆の面前にさらされる側、観客は評価を行う側にいる。僕達は彼らの意見をリスペクトしなければならない。だが、僕はマドリディスタ(レアル・マドリードのサポーター)としても、チームメイトとしても、カシージャスにブーイングなど浴びせられない。人々には自分が望む通りに振舞う権利があるのは分かっているが、少なくとも自分にはそんなことはできない。ああいった経験は、選手にとって決して気持ちの良いものではない。しかし、ベルナベウではチームの誰もが、とりわけ有名な選手がブーイングを浴びてきた」
セルヒオ・ラモスはまた、この日のゴールラッシュによるサポーターの前向きな変化に期待を寄せた。
「人々は日常の喧騒を忘れて楽しむためにスタジアムに来るが、この数週間は幸せを感じて家路に着くことができなかった。こういった状況では選手への要求は厳しくなるものだが、サポーターからブーイングが起きようが起きまいが、僕達はそれについて何かを言う立場にはない。しかし、彼らがチームを盛り上げてくれた時、ここは唯一無二のスタジアムになる」
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