バレンシアは4日、リーガ・エスパニョーラ第7節でアトレティコ・マドリードと対戦し、3-1で昨シーズンの王者に完勝した。バレンシアのヌーノ監督が試合後の記者会見に応じている。
チームを勝利に導いたヌーノ監督は試合を振り返り、「とてもいい試合の始め方ができた。普段はミスを犯さないチーム相手に、オウンゴールで先制できたのは幸運だったが、私たちがアトレティコをゴール前に押し込んでいたからこそ、先制点は生まれたんだと私は思っている。とても早い時間帯に大きなアドバンテージを手にしたし、そこからプレーし、アトレティコもシステムを変えて、私たちを後方へ押し込み、多くの問題を生み出していた」と、相手のオウンゴールでの先制点も、チームの攻撃的な姿勢が生んだものであると語った。
アトレティコ・マドリード相手に早々と3点を奪ったが、指揮官は少し心配をしていたという。「3-0というリードを早々と手にしたが、相手はとても強いチームだから心配をしていた。ただ後半は試合をとても巧くコントロールできていたし、彼らはゴールチャンスを掴めなかった」と、強豪相手に試合を支配し、勝利できたことを喜んでいる。
またこの日の選手たちのパフォーマンス、そして大観衆が詰めかけたメスタージャについてヌーノ監督は「ファンタスティックだった」と喜びを表現し、感謝した。
バレンシアはリーグ7試合を終え、5勝2分でバルセロナに次ぐ2位につけている。チームの勢いは止まらないように思えるが、同監督は最後に気を引き締めるように「1試合1試合のことしか考えていない」と話している。
バレンシアは19日アウェーで、リーグ第8節のデポルティーボ戦を迎える。