イニエスタ「スアレスは“クラシコ”でプレーする準備ができている」

アンドレス・イニエスタ

バルセロナ所属のスペイン代表MFイニエスタ [写真]=Getty Images

 バルセロナのスペイン代表MFアンドレス・イニエスタは現地14日、ゴールデン・フット賞の獲得を受け、スペインのラジオ局『Onda Cero』とのインタビューに応じた。

 28歳以上の現役選手を対象に、個人およびチームでの業績ならびに人間性において総合的に最も優秀だと判断された者に与えられ、貰うことができるのはキャリアで1度だけという同賞。10人の候補の中で、レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを2位に、バイエルンのフランス代表MFフランク・リベリーを3位に抑えて栄冠に輝いたイニエスタは、受賞の喜びを次のように述べた。

「“ゴールデン・フット”を受賞することができ感謝の気持ちで一杯だ。人々に選出して貰えるというのはいつだって特別なことなので、とても満足している。クリスティアーノ・ロナウドのような選手は、あらゆる個人タイトルにおいて受賞候補となる。とはいえ、僕は誰かと競い合っている訳ではない」

 イニエスタは一方で、ブラジル・ワールドカップでの非紳士的行為に伴う制裁により親善試合以外への出場が禁止されているウルグアイ代表FWルイス・スアレスについて、処分明け直後の現地10月25日に行われるレアル・マドリードとの伝統の一戦“クラシコ”への出場に向けて準備が万端であることを説明した。

「ルイス・スアレスは充実した時間を過ごしているように見える。試合に出ることなく練習だけを重ねるというのは決して簡単なことではない。だが、バルセロナでの生活を満喫し、みっちりトレーニングが積めているので、心身両面で好調さを感じているようだ。彼は既にピッチでベストが出せる状態にあるので、“クラシコ”でプレーする準備ができていると言える。後は選手起用を決める監督の判断次第だね」

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