クラシコ敗戦に落胆のシャビ「チャンスを逃せばツケを払わされる」

シャビ

クラシコでの敗戦を嘆くシャビ [写真]=Getty Images Sport

 リーガ・エスパニョーラ第9節が25日に行われ、バルセロナはレアル・マドリードと対戦し、1-3で敗れた。この試合で先発出場を果たした、主将の元スペイン代表MFシャビが、試合後のインタビューに応えた。同日付のスペイン紙『アス』がコメントを伝えている。

 伝統の“クラシコ”で、今シーズンのリーグ初黒星を喫してしまったバルセロナ。永遠のライバルに敗れたこの試合についてシャビは「この試合は前後半で、お互いの時間があった。後半はレアル・マドリードの時間が続き、コーナーキックからの失点で1-2とされたことが、より彼らを勢いづかせ、カウンターを許すきっかけとなってしまった」と語り、相手の時間に勝ち越しゴールを許したことが大きかったと分析した。

 また試合運びについては「2-0というスコアにすることは出来たはずだ。だが、ベルナベウでチャンスを逃せば、最後にツケを払わされるんだ」と語り、前半に追加点を奪えていれば違う展開になったと推測している。

 ブラジル代表FWネイマールのゴールで先制し、攻勢に出た前半について「両チームにいい時間があった。前半はバルセロナが良かったと思う」と評価したが、「それから相手の様子を伺っていたが、上手くカウンターをされてしまった。(相手の)3点目の場面は残念ながらサイドを崩された。彼らは上手くカウンターを活かし、僕たちはそれを止めることが出来なかった」と最終的には相手のカウンターの餌食になってしまったことを悔やんだ。

 この試合でもボールを保持する時間は多かったが、結局レアル・マドリードにシュート数でも上回れてしまった。シャビは「僕たちはやるべきことを信じ、前半は上手く主導権を握りチャンスを作ったが、後半はあまり良くなかった」と試合を総括している。

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