リーガ・エスパニョーラ第9節が25日に行われ、レアル・マドリードとバルセロナが対戦し、3-1でレアル・マドリードが勝利した。試合後、レアル・マドリードの元監督で、現在はロシア代表を率いるファビオ・カペッロ監督が、バルセロナ所属のブラジル代表FWネイマールを酷評した。26日付のスペイン紙『マルカ』がコメントを伝えている。
大手放送局『フォックス・スポーツ』のイタリア版に、同試合の解説者として出演したカペッロ監督は、“クラシコ”でのネイマールの振る舞いに対し「ネイマールは偉大なフォワードだが、彼のようなレベルの選手が、ボールに触れる度にピッチに倒れるのは我慢できなかった。その振る舞いにはとてもイライラさせられた」と、厳しい意見を述べた。
また、同監督は“クラシコ”でのスペイン代表GKイケル・カシージャスのパフォーマンスを高く評価した。特にウルグアイ代表FWルイス・スアレスのクロスに合わせた、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシのシュートを防いだ場面について、「威厳のあるスペクタクルなプレーだった。それぞれの選手が自分が何をすべきか、どのようにプレーすべきかを分かっていた。メッシを前にカシージャスはビックセーブを見せた」と語り、結果に決定的な影響を与えるセーブだったと分析している。