CL敗退のビルバオ、ラポルト「苦労して出場権を手にしただけに残念」

　5日に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第4節、アスレティック・ビルバオはホームでポルトに0－2で敗れた。これにより、通算成績が1分3敗となったアスレティック・ビルバオは、グループHの3位以下が決定し、決勝トーナメント進出を逃した。

　昨シーズンのリーガ・エスパニョーラで4位に入り、今シーズンのCL出場権を獲得したものの、グループステージで2試合を残して早々と大会からの敗退が決定したアスレティック・ビルバオ。U－21フランス代表DFエメリック・ラポルトは、試合後のインタビューで落胆の表情を露わにした。

「昨シーズン必死に苦労してCL出場権を獲得しただけに、決勝トーナメントに進めず本当に残念だ。自分達ならグループステージを突破できると思っていたが、その一方でポルトとシャフタール・ドネツクは素晴らしい選手を擁する強敵だということも理解していた」

　首位ポルトの決勝トーナメント進出が決定したグループHは、ヨーロッパリーグの決勝トーナメントに回る3位の座を巡り、3位BATEボリソフを最下位アスレティック・ビルバオが2ポイント差で追う展開となっている。ラポルトは、第5節のアウェーでのシャフタール・ドネツク戦、第6節のホームでのBATEボリソフ戦に連勝し、グループ3位に入ることに目標を切り換えた。

「CLでは敗退してしまったが、ヨーロッパの舞台から姿は消したくない。何としてもELには回りたい。そのためにも、残り2試合に連勝できるよう精一杯努めるつもりだ。とりわけ、最終節のBATE戦には絶対に勝たなければならない」