バイエルンに所属するの元スペイン代表MFシャビ・アロンソが、レアル・マドリード所属のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドについて言及した。21日付のイギリス紙『デイリー・メール』がコメントを伝えている。
事の発端となったのはドイツ紙『ビルト』のインタビューに応えたX・アロンソの発言だった。同選手は、2014年のバロンドールについて「僕の(ブラジル・ワールドカップで優勝した)チームメートの一人から選出されることを祈る。ノイアーが今までプレーした中で圧倒的に最もすばらしいゴールキーパーだ」とコメントし、バロンドールを獲得するのはドイツ人のチームメイトであるべきだと主張した。
この発言に対して、スペインでは一部のメディアが、バロンドール候補である元同僚のC・ロナウド、代表チームでもともにプレーしたスペイン代表GKイケル・カシージャスへの配慮に欠けるのではないかと疑問の声をあげていた。
しかし、X・アロンソはC・ロナウドに対しての悪意はなく、直接電話で謝罪したと伝えられている。同紙のインタビューで、リヴァプールでともにプレーしたジェイミー・キャラガー氏に真相を語った。
X・アロンソは「少し前に僕はノイアーか、他のドイツ人選手がバロンドールを手にすることが正当だと言った。彼らはワールドカップに勝ったからね。だけど、もしC・ロナウドがバロンドールを手にしたら、それも正当だ思う。彼はチャンピオンズリーグを勝ち取って、偉大なシーズンを過ごした。C・ロナウドは僕が一緒にプレーした選手の中で最高のサッカー選手だ」と述べ、ブラジルW杯を制したドイツ代表のチームメイト、ともにCLを制したレアル・マドリードの元チームメイトのどちらもバロンドールにふさわしい存在だとして称賛している。
一方で、カシージャスについては何の言及もなく、直接連絡をとる予定も無い模様だ。