現地22日に行われたリーガ・エスパニョーラ第12節、アウェーでエイバルに4-0で貫録勝ちし、公式戦14連勝を達成したレアル・マドリード。スコアほど圧倒的な力を見せられなかったチームだが、カルロ・アンチェロッティ監督は試合後の会見で、負傷により離脱したクロアチア代表MFルカ・モドリッチの代わりを確実に務めたスペイン代表MFイスコを称賛した。
この試合、77本中72本のパスを成功させ、わずか1回しかボールを失わすに両チーム最多となる12回のボール奪取を見せたイスコ。アンチェロッテイ監督は、持ち味の攻撃面だけでなく、苦手とされる守備面も含めた総合的なチームへの貢献を高く評価した。
「イスコは隙のない完成度の高い試合をした。守備面では的確なポジションを取り、攻撃面ではいつも通りレベルの高さを見せた。新しいポジションでもプレーできることを披露した」
アンチェロッティ監督は一方、ドイツ代表MFサミ・ケディラではなくイスコを起用した理由を、次のように説明している。
「ケディラは違和感などは抱えていなかったが、負傷明けながらドイツ代表で2試合をこなした後で疲れが溜まっていた。それゆえ、スペイン代表の試合から素早く回復したイスコをスタメンに選んだ」