レアルのメドラン、トップチームでの初得点に「ボールは家に飾るつもり」

　現地9日に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ最終節、ホームでルドゴレツ・ラズグラドに4－0で快勝し、すでに首位通過を決めていたグループリーグを全勝で締めくくったレアル・マドリード。この試合では期待の若手であるU－21スペイン代表MFアルバロ・メドランがトップチームで初ゴールを挙げた。

　カスティージャ（Bチーム）所属ながら頻繁にトップチームに帯同しているメドランはこの日、83分に負傷したMFガレス・ベイルとの交代でピッチに入ると、88分に放ったミドルシュートが相手選手に当たってコースが変わりゴールネットを揺らした。

　トップチームでの出場5試合目で初ゴールを決めたメドランは、試合後のインタビューで素直に喜びを表した。

「僕にとっては、トップチームの一員としてピッチに立てる全ての時間が大きな経験だ。今日も貴重な機会を活かそうと精一杯プレーした。初ゴールが挙げられて嬉しかったし、チームメイトも祝福してくれた。皆にサインして貰ったボールは家に飾るつもりだ」

　とはいえ、自身の現状を冷静に捉えているメドランは、今後に向けて謙虚な姿勢を示している。

「トップチームで素晴らしい選手たちとプレーできるのは最高の贅沢だ。今後も彼らから学び続けていきたい。とはいえ、僕のチームはカスティージャなので、地に足を付けて練習を積んでいくことが重要だと思っている」