バルサのエンリケ監督、看板3トップ初の揃い踏みに「非常に良い兆候」

エンリケ

パリSG戦で指示を出すバルセロナのエンリケ監督 [写真]=Getty Images

 現地10日に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ最終節、バルセロナは本拠地カンプ・ノウでパリSGに3-1で逆転勝利した。

 この結果、パリSGとの順位をひっくり返し、グループ首位での決勝トーナメント進出を決めたバルセロナ。ルイス・エンリケ監督も試合後の会見で満足感を表した。

「グループ首位になって良かったかどうかは、決勝トーナメントの組み合わせ抽選を見てみないと分からない。とはいえ、我々はレベルの高い引き締まった試合をして、グループリーグにおける目標を達成することができた」

 エンリケ監督は一方、4-3-3から3-4-3にシステムを変更したうえ、スペイン代表FWペドロ・ロドリゲスを中盤に配置した理由について、スペイン代表DFジョルディ・アルバとブラジル代表DFダニエウ・アウヴェスの両サイドバックが起用できない中で考えた、今回の一戦を制するためのベストの布陣だったことを説明した。

「多くの戦術を使い分けられた時、我々は更に強くなると思っている。なぜなら、対戦相手は我々にどう対応すべきか分からなくなるからね。我々は今日、パリSGに最もダメージを与えられると思われる陣容で試合に臨んだ。そして、選手たちはするべきことをしっかりとやり遂げてくれた。チームは攻撃時も守備時も一体となってプレーできた」

 この試合、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ブラジル代表FWネイマール、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスがそれぞれ1ゴールを挙げたバルセロナ。エンリケ監督は、今シーズンから結成する看板スリートップが初めて揃い踏みしたことを素直に喜んだ。

「これは彼らにとってもチームにとって非常に良い兆候だ。得点を挙げて勝利するというのは歓喜の源だからね」

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