レアル・マドリードの元スペイン代表DFアルバロ・アルベロアが、冷戦状態だと伝えられているチームメイトのスペイン代表GKイケル・カシージャスとの関係について本音を語った。
アルベロアとカシージャスは、ジョゼ・モウリーニョ前監督の時代に指揮官を支持する前者と支持しない後者という形で対立が始まり、時間とともに関係は完全に冷え切ったと見られている。だが、スペインのラジオ局『Cadena SER』のフットボール番組とのインタビューに応じたアルベロアは、いずれカシージャスと和解する日が来ると感じていることを明らかにした。
「カシージャスと一緒に食事をすることに問題はない。僕たちの家内同士はとても仲がいいしね。メディアはしょっちゅう、物事を実際よりも酷く書きたてるきらいがあるということだ。僕はいずれ彼と一緒に飯に行く日が来ると確信している」
アルベロアはまた、今年夏にレアル・マドリードからバイエルン・ミュンヘンに移籍した元スペイン代表MFシャビ・アロンソが、現チームメイトのドイツ代表GKマヌエル・ノイアーについて「これまで一緒にプレーした中で最高のゴールキーパーで、他の選手とは圧倒的な差がある」と褒め称え、やはり不仲が伝えられている前チームメイトのカシージャスを間接的に蔑んだと伝えられていることについても、そういった見方をきっぱりと否定した。
「人が誰かを褒めると、誰かを貶しているように捉えられることが多々起きる。しかし、それは全く現実を表していないと思っている。シャビ・アロンソは多くの素晴らしいGKと一緒にプレーしてきており、そのうちの1人を称賛したからといって、残りを侮蔑している訳ではない」