コパで番狂わせを連発するエスパニョール指揮官「とてつもない幸せ」

ゴンサレス

エスパニョールを率いるゴンサレス監督 [写真]=Getty Images

 現地29日に準々決勝の全日程が終了したコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)で、最大のサプライズとなったのはエスパニョールの準決勝進出だろう。

 準々決勝ではセビージャと対戦したエスパニョールは、ホームでのファーストレグを3-1で制すると、アウェーでのセカンドレグは0-1で落としたものの、2試合の合計スコアを3-2として、バルセロナ、ビジャレアル、アスレティック・ビルバオといった強豪に混ざりベスト4入りを果たした。

 エスパニョールは5回戦でもバレンシアを退けており、2ラウンド続けての番狂わせ連発に、セルヒオ・ゴンサレス監督も試合後の会見で思わず喜びの声を上げた。

「コパでの成功にはとてつもない幸せを感じている。バレンシアやセビージャという力のある強敵を前にしても、選手達は試合の流れをしっかりと読んで円熟した戦いを見せてくれた。チームは最高潮の状態にあるが、まだ向上する余地は残されているので、この良い流れが長期間続くことを願っている」

 ゴンサレス監督はまた、「プラン通りの戦いができた」と述べ、満足気に試合を振り返った。

「セビージャの熱狂的なサポーターに包まれる今回の試合は、我々にとって地獄のような雰囲気になると言ってきたが、チームはそのような状況に見事に適応した。失点を極力避けるという試合の鍵を守れたことで、最終的にポジティブな結果を収めることができた」

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