ビジャレアルは、1日に行われたリーガ・エスパニョーラ第21節でバルセロナと対戦し2-3で敗れた。ビジャレアルは公式戦18試合無敗だったが、19試合目で土がついた。
バルセロナのホームで行われた同試合でビジャレアルの先制点を決めたロシア代表MFデニス・チェリシェフだが、偶然にも同選手の父親も2月1日にカンプ・ノウでバルセロナから得点を奪っていた。スペイン紙『マルカ』が伝えている。
チェリシェフは今シーズン、ビジャレアルの左サイドアタッカーのポジションを確保し、これまでにメッシの9アシストに次ぐ8アシストを記録。すっかり快進撃を続けるビジャレアルの攻撃の軸となっている。1日のバルセロナ戦では、チェリシェフは先制点を決めたが、17年前の同じ日に父親も得点を決めていた。
デニス・チェリシェフの父親であるドミトリー・チェリシェフは元ロシア代表でスペインでは1996年から2001年までスポルティング・ヒホンに在籍。その後もブルゴスなどでプレーし、2003年にスペインで現役引退。引退後も息子が所属するレアル・マドリードの下部組織でコーチなどを務めていた。
ドミトリー・チェリシェフは1998年2月1日にスポルティング・ヒホンの選手として、カンプ・ノウを訪れ、ゴールを奪った。しかし、父親も息子同様にゴールは決めたが、チームは敗れている。
デニス・チェリシェフは今シーズン、レアル・マドリードからのレンタル移籍でビジャレアルでプレーをしている。同選手のレガースにはレアル・マドリードのクラブロゴがプリントされており、そのレガースを着けて、カンプ・ノウでバルセロナから得点を奪っていた。