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イブラがペップに復讐? 代理人が証言「レアル移籍を希望していた」

2015.02.23

パリSGバルセロナをに所属するズラタン・イブラヒモヴィッチ [写真]=Getty Images

 パリSGに所属するスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチは過去にレアル・マドリード加入を望んでいたようだ。21日付のスペイン紙『マルカ』が、同選手の代理人を務めるミーノ・ライオラ氏のコメントを伝えている。

 代理人としてのキャリアの中で、「彼より重要な選手はパヴェル・ネドヴェドしかいない」とイブラヒモヴィッチを位置づけたライオラ氏は、「彼はバルセロナを去ってからレアル・マドリードへ移籍したがっていた。ジョゼップ・グアルディオラ監督に完全な復讐をしたがっていた」と、同選手の希望があったことを明かした。

 クラブと選手の間に、復讐をするほどの何が起こっていたのかと問われた同氏だが、それは「グアルディオラ監督だけが知っている」と濁した。

 しかし、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシとの間に何か問題があったのではないかという“追撃”に対しては、以下のコメントをしている。

「それは知らないけれど、これだけは覚えている。(当時バルセロナのテクニカル・ディレクターを務めた)チキ・ベギリスタイン氏が11月に私を呼び出して、『メッシがもっと得点を決めたがっている。ズラタンはそれを手伝う必要がある』と言ってきた。スラタンはそれに同意したよ」

「その1カ月後にまたベギリスタインが私を呼んで『反抗的なズラタンの態度とシステムを監督が変えたがっている』と言ってきたが、それも構わないと答えた。しかしそのときベギリスタインは『メッシがグアルディオラ監督に前線でプレーしたいと泣きついたんだ。しかしグアルディオラ監督は、2トップのフォーメーションにするつもりはない』とも言っていた。それ以来、監督はズラタンと2度と言葉を交わすことがなくなり、けがをしていない時でも彼のポジションはなかった」

 ライオラ氏は、イブラヒモヴィッチの他にもユヴェントスに所属しているフランス代表MFポール・ポグバや、エヴァートンに所属するベルギー代表FWロメル・ルカクなどの代理人も務めており、今後の移籍市場においても注目を集める。

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