レアル・マドリードに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、今シーズンの公式戦36試合に出場し、39ゴールをマークしている。2年連続バロンドールに相応しい活躍ぶりを見せて首位を走るチームをけん引しているが、C・ロナウドは「チームメートの協力があってこそだと思っている」と謙遜する。
これまで同選手が得点した39ゴールのうち、PKは11本、味方のアシストからの得点は27点だった。そんなC・ロナウドのゴール量産に、もっともアシストで貢献している選手を調査した結果、誰が“最高のパートナー”であるかが判明している。
まず3番目にC・ロナウドのゴールをお膳立てしているのは、スペイン代表MFイスコだった。ここまで同選手に対して4アシストをマークし、開幕戦のコルドバ戦や第24節のエルチェ戦などで記録した。
続いて2位は、ウェールズ代表MFガレス・ベイルだ。共存が難しいとの声もあった両選手だが、ベイルはC・ロナウドに対して6アシストを記録し、ゴールラッシュを援護している。
そして、もっともC・ロナウドへのアシスト数が多かったのはフランス代表FWカリム・ベンゼマだった。自身も13得点を挙げながら、C・ロナウドへのアシストは7をマーク。同選手に「最高のパートナー」と言わしめる存在で、阿吽の呼吸でゴール量産に貢献している。
しかし、C・ロナウドにはもう一人の“最高のパートナー”が存在した。現在アーセナルに所属するドイツ代表MFメスト・エジルである。3シーズンをともにしたエジルは、C・ロナウドに対して通算で27回のお膳立てに成功し、両選手の連携で幾度と無く観衆を沸かせていた。エジルの移籍に際しては「最悪のニュースだ。憤りを感じているよ」とのコメントを寄せており、エジルの退団で自身の得点が減ることを恐れていたのかもしれない。
リーグ戦では直近の5試合で2得点とシーズン前半の勢いが落ちているが、再びゴールラッシュを披露するには、チームメートのお膳立てが重要になるだろう。
C・ロナウドへのアシスト数ランキングは以下のとおり。
1位 カリム・ベンゼマ (7アシスト)
2位 ガレス・ベイル (6アシスト)
3位 イスコ (4アシスト)
4位 ハメス・ロドリゲス (3アシスト)
4位 ダニエル・カルバハル (3アシスト)
6位 マルセロ (2アシスト)
7位 アルバロ・アルベロア (1アシスト)
7位 ペペ (1アシスト)