今バルセロナで最も好調なウルグアイ代表FWルイス・スアレス。最近の4試合で6ゴールを奪っており、すっかりバルセロナの“9番”として活躍している。スペイン紙『マルカ』が伝えた。
2014年10月25日に行われたリーガ・エスパニョーラ第9節のレアル・マドリード戦でバルセロナデビュー。しかし当初はサイドで起用されていた。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシとブラジル代表FWネイマールとの連携も未熟でゴールも奪えなかったが、今ではセンターフォワードとして両選手と見事なコンビネーションを見せている。
最近のゴールはエリア内でワンタッチ、もしくはツータッチでのゴールが多く、ストライカーとして、その真価を発揮している。当初は高額な移籍金に見合わないと批評されていたが、今のパフォーマンスを見た誰もが、スアレスの値段を高いとはもう思わなくなるほどの活躍ぶり。
同選手はクリスマス前は3ゴールしか決められず、初得点をマークするにも13試合を要していた。それが2015年になると完全に変わった。運動量と献身的なサポートでチームに貢献していたが、今では得点も量産にするようなっている。
スアレスがバルセロナでプレーを始めて、約4カ月で13得点を記録している。バルセロナに入団したシーズンの最初の4ヵ月で同選手以上にゴールを決めた選手は2004-05シーズンの元カメルーン代表FWサミュエル・エトオ(現サンプドリア所属)で15得点。また同じ13得点を奪ったのは2010-11シーズンの元スペイン代表FWダビド・ビジャ(現ニューヨーク・シティFC所属)だけ。
スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチ(現パリSG所属)は2009-10シーズンの最初の4ヵ月で12得点、2013-14シーズンのネイマールは11得点、2003-04シーズンの元ブラジル代表FWロナウジーニョ(現ケレタロFC所属)は10得点、2007-08シーズンの元フランス代表FWティエリ・アンリ氏は8得点、2011-12シーズンのチリ代表FWアレクシス・サンチェス(現アーセナル所属)は4得点となっている。
ルイス・スアレスはシーズンの正念場に来て、ついに真価を発揮し始めた。