レアルが誇る“BBC”の3トップ [写真]=Real Madrid via Getty Images
フランス代表FWカリム・ベンゼマ、ウェールズ代表MFガレス・ベイル、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの3選手で構成する、レアル・マドリードの自慢の3トップ“BBC”が、アトレティコ・マドリードにとって脅威になっていないことが判明した。16日付のスペイン紙『マルカ』が伝えている。
今シーズン、“BBC”の3トップは公式戦49試合で88ゴールを記録している。88ゴールの内訳はC・ロナウドが49ゴール、ベンゼマが22ゴール、そしてベイルが17ゴールで、1試合平均1,79得点と高い得点率を誇る。
しかし、相手がアトレティコ・マドリードとなると、自慢の3トップは結果を残せずにいる。今シーズン、レアル・マドリードはアトレティコ・マドリードと7度“マドリード・ダービー”を行っているが“BBC”は2ゴールしか奪っていない。C・ロナウドが2点を決めただけで、ベンゼマはアトレティコ・マドリード戦で8試合連続、ベイルは7試合連続でゴールがない。1試合平均にすると、“BBC“はアトレティコ・マドリード相手に0,28ゴールしか奪えていないのだ。
レアル・マドリードが誇る3トップは得点数だけでなく、同じ街のライバルを前にするとアシスト数も低下する。公式戦49試合で3選手は35アシストをしており、1試合平均0,71アシストを記録。だが、ダービーとなると7試合で2アシストだけ。1試合平均0,28アシストとなっている。
また、シュートの本数もアトレティコ・マドリード戦になると極端に少なくなる。“BBC”は今シーズン、49試合で512本のシュートを打っており、1試合平均は10,44本だ。一方で、アトレティコ・マドリード戦は7試合56本で、1試合平均8本。枠内シュートもシーズン平均では1試合に4,63本だが、アトレティコ・マドリード戦だと1試合平均2,42本と半減している。
レアル・マドリードがアトレティコ・マドリードに苦戦していることは“BBC”のデータからも如実に読み取ることができる。
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