チャンピオンズリーグ決勝トーナメント準々決勝セカンドレグが22日に行われ、レアル・マドリードは1-0でアトレティコ・マドリードを下し。ベスト4入りを果たした。この試合で決勝ゴールを挙げたメキシコ代表FWハビエル・エルナンデスに対し、元フランス代表のティエリ・アンリ氏が苦言を呈している。
エルナンデスは終了間際の88分、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドからパスを受け、値千金のゴールを決めた。
23日付のイギリス紙テレグラフによるとアンリ氏は、「エルナンデスは今夜、ロナウドに感謝することだってできた。私にしてみれば、感謝しなければならないことだと思っている。あれはロナウドのゴールだよ」と、同選手が1人で喜びを爆発させたことを批判している。
得点後、中継映像ではC・ロナウドが映っていたことを挙げ、「振り返ってロナウドとともに喜ぶべきだった。カメラマンでさえ、それを知っていた。ロナウドが映っていた理由はそれだ」と語った。
一方、エルナンデスは試合後のインタビューで「このゴールはチーム全員のもの。クリスティアーノ・ロナウドの素晴らしいアシストがあったし、全員が走り、戦っていた」と、C・ロナウドを始めとしたチームメートへの感謝を口にしている。