バイエルンを率いるグアルディオラ監督 [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ決勝トーナメント準決勝ファーストレグが6日に行われ、バイエルンは敵地でバルセロナと対戦し0-3で敗れた。試合後、チームを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督がインタビューに応え、クラブ公式HPがコメントを伝えている。
グアルディオラ監督にとっては、古巣バルセロナの本拠地カンプ・ノウへの凱旋となった今回の一戦。しかし、結果は0-3の完敗となり、決勝進出へかなり厳しい状況に追い込まれた。
試合を振り返り、同監督は「我々は長い時間よくやっていたのだが、(リオネル・)メッシにその才能を見せつけられてしまった」と、教え子でもあるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに2ゴールを許したことを悔やんだ。
続けて「たくさんのパスを回し、試合をコントロールしたかった。バルセロナから可能な限りボールを離しておきたかった。そして実際、我々はそれができていたのだが、単純にメッシが違いを生み出した」と、この試合における戦術の意図を明かしたが、それもメッシの個人技によって破られてしまったと分析している。
また、後半アディショナルタイムにカウンターからブラジル代表FWネイマールにゴールを許し、決定的な3点目を決められてしまった。これについては「3点目が決まってしまったのは残念だ。これでセカンドレグが難しくなったよ」と、痛恨の失点だったと述べた。
それでも決勝進出の望みを捨てておらず、「しかし、当然のことながらハードワークしてセカンドレグでの勝利を目指す」とホームで行なわれる第2戦での巻き返しを誓っている。
セカンドレグは、12日にバイエルンのホームであるアリアンツ・アレーナで行われる。