3冠達成に意欲を見せるバルサ指揮官「運命を決めなくてはならない」

L・エンリケ

グアルディオラ監督(左)と健闘を讃え合うL・エンリケ監督(右) [写真]=Bongarts/Getty Images

 チャンピオンズリーグ決勝トーナメント準決勝セカンドレグが12日に行われ、バルセロナは敵地でバイエルンと対戦し2-3で敗れた。しかし、2試合合計スコアを5-3として4年ぶりの決勝進出を果たしている。試合後、チームを率いるルイス・エンリケ監督がインタビューに応え、クラブ公式HPがコメントを伝えている。

 今シーズンから率いたチームをいきなり決勝へと導いたL・エンリケ監督。まずは試合を終え「我々はとても満足しているよ。決勝進出にふさわしかったと思う」と、ファイナルへの切符を手にしたことに満足感を示した。

 ファーストレグで3ゴールをリードして迎えた試合については「この試合は(最初から)展開が決められていた。バイエルンはリスクを犯さなくてはならなかったからね。我々は先制点を奪われたが、早い時間に同点ゴールを決め、さらにチャンスを生み出すことができた」と、前掛かりになった相手から早めにアウェーゴールを奪えたことが勝因だと述べている。

 バルセロナにはリーガ・エスパニョーラ、チャンピオンズリーグ、コパ・デル・レイの3つの大会を制する可能性が残されている。L・エンリケ監督は「我々は3つの大会で優勝するために一つになっている。それ(3冠達成)は我々にとっての目標だからね。今は最高の瞬間だが、その運命を決めなければならない」と、3冠達成に向け、改めて気を引き締めた。

 決勝は6月6日にベルリンのオリンピアシュタディオンで開催される。

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