C・ロナウドがハットトリックのレアル、快勝するも2位が確定

ゴールを挙げたC・ロナウド [写真]=Getty Images

 リーガ・エスパニョーラ第37節が17日に行われ、エスパニョールとレアル・マドリードが対戦した。

 わずかに残された逆転優勝に向けて、バルセロナを追走するレアル・マドリード。しかし、前節のバレンシア戦では激闘の末に痛恨の引き分けとなり、状況は絶望的となってしまった。13日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント準決勝セカンドレグのユヴェントス戦も1-1の引き分けに終わり、連覇の夢が絶たれている。今節は勝利した場合でも、首位のバルセロナが勝利すれば優勝はなくなる。

 アウェー戦に臨んだレアル・マドリードは、前半にクリスティアーノ・ロナウドのダイビングヘッドなどでゴールに迫るが無得点。スコアレスで迎えた後半も、押し込みながらゴールを奪えない。

 それでも、59分にカウンターからC・ロナウドが得点。カリム・ベンゼマのスルーパスに抜け出し、左足のシュートで先制ゴールを挙げた。ところが、73分にGKケイラー・ナバスがゴール前でボールを奪われると、クリスティアン・ストゥアニにシュートを流し込まれ、同点に追いつかれてしまう。

 試合を振り出しに戻されたレアル・マドリードだったが、79分にマルセロが勝ち越し点をマーク。C・ロナウドとのワンツーでゴール前に侵入し、左足のシュートを決めた。

 リードを奪うと、82分にカウンターからC・ロナウドが再び得点。エスパニョールを突き放すと、後半アディショナルタイムにもC・ロナウドがヘディングでゴールを奪い、4-1で勝利を収めた。

 レアル・マドリードは勝ち点を89まで伸ばしたが、最終節を残して首位のバルセロナとの勝ち点4差は変わらず、3シーズンぶりのリーグ制覇はならず。2位が確定した。

【スコア】
エスパニョール 1-4 レアル・マドリード

【得点者】
0-1 59分 C・ロナウド(レアル・マドリード)
1-1 73分 クリスティアン・ストゥアニ(エスパニョール)
1-2 79分 マルセロ(レアル・マドリード)
1-3 82分 C・ロナウド(レアル・マドリード)
1-4 90分 C・ロナウド(レアル・マドリード)

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