レアル・マドリードに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、23日に自身の公式ツイッターを更新し、チームを率いるカルロ・アンチェロッティ監督の去就について言及した。
今シーズン、リーグ最終戦となったヘタフェ戦を7-3の勝利で締めくくったレアル・マドリード。C・ロナウドも2試合連続のハットトリックを達成し、ホームでの最終節に華を添えた。しかし、チームは5シーズンぶりの無冠(クラブ・ワールドカップは獲得)となったため、チームを率いるアンチェロッティ監督の去就問題が騒がれている。
また、日本代表FW本田圭佑が所属するミランが同監督の復帰を熱望している模様で、一部では同クラブのシルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長が電話で復帰を要請したと報じられた。
しかし、レアル・マドリードのエースであるC・ロナウドは、自身のツイッターにアンチェロッティ監督との2ショット写真を投稿。写真とともに「偉大なる監督であり最高の人物。来シーズンも一緒に仕事が出来ることを願うよ」とのコメントを添え、同監督の続投を願っていることを明らかにした。
アンチェロッティ監督は、9日に行われたリーグ第36節のバレンシア戦終了後に主審へ向けて執拗に拍手をするなど、不満を示すようなジェスチャーを行っており、この行為によって2試合のベンチ入り禁止処分を受けた。最終戦で指揮をとることが出来なかった同監督だが、果たして来シーズンもベンチに座る姿が見られるのか、去就に注目が集まる。