ローマ戦に臨んだベニテス監督 [写真]=Real Madrid via Getty Images
18日に行われたインターナショナル・チャンピオンズ・カップ(ICC)のオーストラリア・ラウンドで、レアル・マドリードはローマと対戦し、PK戦の末に惜しくも敗れた。レアル・マドリードを率いるラファエル・ベニテス監督が試合後にコメントをし、同日付のスペイン紙『スポルト』が伝えている。
就任後の初陣を勝利で飾ることが出来なかったものの、ベニテス監督は「チャンスを作ることはできた。それを決めきれなかっただけだ。まだチームが始動してから5日しか経っていないのだから、フルスピードを出せないのは普通のこと。良かった点がいくつか見受けられた。これから修正しなければいけないこともあるがね」と、一定の手応えを口にした。
そして、「もっとも良かったのは、組織的にしっかりとプレッシャーを掛けてボールを奪い返すことができた点だ」と、具体的なポイントを語っている。
また、同試合でウェールズ代表MFガレス・ベイルをトップ下に配置したことについては「ストライカーの後ろで彼にプレーさせることは、1つのオプションだ。ただの実験ではなく、あれはお気に入りのアイデアだ。面白い可能性になると信じている。彼があのポジションを快適に感じてくれればね」と明かし、今後もオプションとして使うことを示唆している。