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決勝弾で有終の美?…ペドロ「バルサで最後の試合かはわからない」

2015.08.12

UEFAスーパーカップのトロフィーを掲げるバルサFWペドロ [写真]=Getty Images

 バルセロナは、11日に行われたUEFAスーパーカップでセビージャと対戦し5-4で勝利。延長戦115分に決勝点を挙げたバルセロナ所属のスペイン代表FWペドロ・ロドリゲスが試合後に、自身の去就について語った。スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 マンチェスター・Uへの移籍が確実視されており、近日中の発表が濃厚のペドロ。同試合でもブラジル代表FWネイマールが欠場した中、先発メンバーを外れ、延長戦からの出場だった。

 同選手は、「最初の60分、チームは素晴らしいなゲームをした。ボールを持ち、ゲームをつくった。その後、僕らはリラックスし、セビージャが試合を複雑なものにした。難しいゲームになることは分かっていた。僕は勝利できたチームにとても満足している」と試合を振り返ると、去就が騒がれる現状について次のように続けた。

「僕は落ち着いているし、新たなタイトルを獲得できたことに満足している。いつも全てをクラブに捧げてきたし、これからも全てを与える続けることができることを期待している。僕のバルセロナでの最後のゲームになるかはわからない。今はタイトル獲得を楽しみたいだけ。今日僕はここにいて、UEFAスーパーカップで得点を決めれて、満足している。今まで体験してきたこと、そして全てのファン、全てに感謝している」

 また、テクニカルディレクターを務めるロベルト・フェルナンデス氏は試合前にペドロについて「彼は私にチームから退団したいと言った」とスペインテレビ局『エスポルト3』でコメントしていた。そのことについてペドロは、「ロベルト・フェルナンデスの言葉は不当だ。彼はとても残念なコメントをした。このような人は何かを口にすべきではないのかもしれない」と返答している。

 最後にペドロは同試合で、スタメンでなかったことについて驚いたと正直に告白した。

「このゲームでスタメンでなかったことに驚いた。ルイス・エンリケは他の選手を信頼することに決めた。その下した決断は尊重する。僕は落ちついているし、100パーセントのコンディションだった」
 
 ルイス・エンリケ監督は試合後の会見でペドロがスタメンでなかったことについて「ペドロは2日前、筋肉に違和感があり、トレーニングできなかった。彼が難しい状況にあることは分かっていたし、最良だと思う11人を選んだ。もしもう1度スタメンを選ぶならば、もう1度今日と同じメンバーを繰り返すだろう」と説明。エンリケ監督はディレクターたちの意向をくみ、移籍が濃厚なペドロを起用しなかったと地元メディアは推測していた。

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