ピケがブーイング騒動に言及…自身の発言には「後悔していない」

ピケ

バルセロナに所属するスペイン代表DFピケ [写真]= AMA/Getty Images

 バルセロナに所属するスペイン代表DFジェラール・ピケが10日に会見を行い、自身に対する一部ファンからのブーイングについて言及した。同日のスペイン紙『マルカ』など複数メディアがコメントを伝えている。

 ピケは昨シーズン、3冠達成を祝うセレモニーで最大のライバルであるレアル・マドリードを揶揄するスピーチをし、またカタルーニャ州の独立に同意する発言を繰り返していることで、スペイン代表の試合で一部サポーターからブーイングや罵声を浴び、大きな騒動となっていた。

 会見に臨んだ同選手は、「僕は変わらないし、マドリードとのライバル関係も変わることはない」と、今回の騒動があったからといって自分自身、そしてバルセロナとレアル・マドリードのライバル関係が変わることはないと主張。そして「僕は代表のために、常に最大限のプレーをしてきた。代表を引退するのは最後の手段で、招集される限り僕は応える」とスペイン代表でプレーを続けていく意思を示している。

 また、事の発端となったスピーチに関して、「何度だって同じことを言うだろうし後悔もしていない。変わることはないよ。僕はそういう人間なんだ」と述べると、「バルサとマドリードのライバル関係が悪いものだとは思わない。それはいつの時代もそうだったように今後も変わることはない。僕は常にマドリードがうまくいかないようにと望んでいる」とレアル・マドリードとのライバル関係について語った。

 それでもピケは、「マドリードの選手とは最高の関係にあるし、代表チームの雰囲気にも問題はない。ロッカールームで僕らは1つにまとまっているよ」と、クラブ間でのライバル関係とは別に、レアル・マドリードの選手とは良好な関係を築いていると強調している。

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