レアル・マドリードは15日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第1節でシャフタールと対戦し、4-0の快勝を収めた。同試合でハットトリックを達成したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、2本のPKを成功させ、CL史上最多の通算11本目のPK成功となった。アメリカメディア『ESPN』など各メディアが報じている。
C・ロナウドは、1-0でリードした55分に自らのシュートで相手DFのハンドを誘ってPKを獲得すると、これをきっちりとゴール左下に決めて追加点を奪った。この時点で、レアル・マドリードOBで元ポルトガル代表のルイス・フィーゴ氏が持つCL通算10本目のPK成功の記録に並ぶと、63分には再び相手のハンドからPKを獲得。これを再びゴール左下に蹴りこみ、フィーゴ氏の持つ記録を更新した。
この結果、昨シーズン終了時点でバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシと並んでいたCL通算得点記録を80ゴールまで伸ばし、暫定ながら単独トップに立っている。また、データ会社『Opta』によると、C・ロナウドにとってはポルトガル代表を含めたプロキャリア通算499ゴール目となり、大台の500ゴールまであと一歩に迫った。
C・ロナウドはリーガ・エスパニョーラでは開幕から2試合連続でノーゴールに終わり、調子が上がっていないと指摘されていたが、12日に行われた第3節のエスパニョール戦で5ゴールと大爆発。更にこの日のハットトリックにより完全復活を印象付けている。
レアル・マドリードは30日に行われるCLグループステージ第2節で、マルメとのアウェーゲームに臨む。