今夏にフランクフルトからエイバルに移籍したMF乾貴士 [写真]=Bongarts/Getty Images
今夏、ドイツのフランクフルトからスペインのエイバルに移籍したMF乾貴士は、19日に行われるリーガ・エスパニョーラ第4節のアトレティコ・マドリード戦で、初の招集メンバー入りを果たした。同試合で、日本人選手8人目となるリーガデビューに期待がかかる。
リーガ史上初の日本人選手は、さかのぼること15年前に誕生した。当時横浜F・マリノスに所属していたFW城彰二氏が、2000年1月にバジャドリードへレンタル移籍。そして同16日に行われたヌマンシア戦で途中出場し、リーガデビューを飾った。その後、同年2月27日のオビエド戦で2ゴールを挙げて、日本人リーガ初得点も決めている。通算では15試合に出場し2ゴールを記録。日本人選手にリーガの道を切り開いた先駆者となった。
リーガでの日本人通算最多出場記録は、2005年1月から2006年7月までマジョルカでプレーしたFW大久保嘉人。2005年1月9日のデポルティーボ戦で初出場すると、初ゴールも記録し鮮烈のデビューを飾っていた。その後、1シーズン半で39試合に出場し、日本人通算最多得点の5ゴールを挙げている。
また、FW指宿洋史は、柏レイソルのユースに所属していた2009年1月に当時17歳でリーガ2部のジローナに加入。その後はサラゴサやセビージャの下部組織でプレーしていた。すると、セビージャ・アトレティコ(Bチーム/3部リーグ)に在籍していた2011年11月5日、リーガ第12節のマジョルカ戦でトップチームに招集されベンチ入り。そして、2012年1月21日に行われたリーガ第1節(延期分)のベティス戦では、FWアルバロ・ネグレドとの交代で途中出場を果たしリーガデビューを飾った。しかし指宿のリーガ出場はこの1試合のみ。2013-14シーズンはバレンシアのBチームで、3部リーグの33試合に出場し6ゴールを決める活躍を見せるが、2014年7月にアルビレックス新潟へ完全移籍している。
2010年12月にマジョルカ加入が発表されたMF家長昭博は、2011年2月5日に行なわれたオサスナ戦でリーガデビュー。2012年2月までで通算18試合に出場し2ゴールを記録した。その後は韓国の蔚山現代、古巣のガンバ大阪にレンタル移籍。2013年7月、降格していたマジョルカに復帰し2部リーグでも7試合に出場している。そして2014年1月に大宮アルディージャへ移籍し、Jリーグ復帰となった。なお、日本人選手では家長と指宿の2選手のみが、1部と2部の両リーグでプレーしている。
そして最近では、FWハーフナー・マイクが2014年にオランダのフィテッセから、リーガ昇格を果たしたコルドバに移籍。同年8月25日に行われた2014-15シーズンの第1節レアル・マドリード戦でスタメンに名を連ね、リーガデビューを果たした。だが、その後は5試合の出場にとどまりノーゴールで、同年12月30日には契約解除が発表されていた。同選手は、フィンランドのHJKヘルシンキを経て、現在はオランダのデン・ハーグに所属している。
城氏から始まったリーガの日本人選手の歴史は、乾がデビューを果たせば通算8人目となる。歴代の記録を見えても日本人選手がなかなか結果を残せず、“鬼門”とも言われる同リーグ。だが、「自分の夢だったスペインへの移籍が実現できて本当に嬉しいです」と語った夢のリーガで、欧州5シーズン目を迎えた乾の活躍に期待がかかる。
(※データはリーガ・エスパニョーラ公式サイト、ドイツの移籍情報メディア『Transfermarket.de』より)
■リーガ・エスパニョーラ歴代日本人選手一覧
▼城彰二氏
所属クラブ:バジャドリード
在籍シーズン:1999-00
成績:15試合出場/2ゴール
▼西澤明訓氏
所属クラブ:エスパニョール
在籍シーズン:2000-01
成績:6試合出場
▼大久保嘉人(現川崎フロンターレ)
所属クラブ:マジョルカ
在籍シーズン:2004-05、2005-06
成績:39試合出場/5ゴール
▼中村俊輔(現横浜F・マリノス)
所属クラブ:エスパニョール
在籍シーズン:2009-10
成績:13試合出場
▼家長昭博(現大宮アルディージャ)
所属クラブ:マジョルカ
在籍シーズン:2010-11、2011-12
成績:18試合出場/2ゴール
▼指宿洋史(現アルビレックス新潟)
所属クラブ:セビージャ
在籍シーズン:2011-12
成績:1試合出場
▼ハーフナー・マイク(現デン・ハーグ/オランダ)
所属クラブ:コルドバ
在籍シーズン:2014-15
成績:5試合出場
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By サッカーキング編集部
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