ミッドウィーク開催となるリーガ・エスパニョーラ第5節、22日にはアトレティコ・マドリードが本拠地ビセンテ・カルデロンにヘタフェを迎えての自治州ダービーが行われる。
実力で大きく上回るうえ、ホームで戦えるアトレティコ・マドリードの圧倒的優位が予想されるこの一戦。だが、ヘタフェの守護神を務めるGKビセンテ・グアイタは、相手の強さを素直に認めながらも大金星に期待を寄せた。
「アトレティコ・マドリードは異なるリーグの別次元のチームであり、今回のダービーでも勝利に近いことは間違いない。しかし、僕たちはビセンテ・カルデロンから3ポイントを持ち帰るつもりでいる。それが非常に難しいことは百も承知だが、彼らを撃破するのは不可能ではないと思っている」
グアイタがアトレティコ・マドリード撃破を信じる背景には、前節のマラガ戦で今シーズン初勝利を収めたことにより、チームの雰囲気が大きく変わったことがあるという。
「開幕からの3試合は満足のいくものではなかったが、マラガとの一戦ではしっかりと戦うことができた。黒星を喫すればその後の1週間は悲しみに覆われるし、白星を手にすればその後の1週間を幸せに過ごせるものだ。試合を重ねる毎に内容も良くなってきているので、この流れを続けて行きたい」