2試合出場停止のイスコ、クラシコでの退場を猛省「2度と起こさない」

ブスケツ(右)と競り合うイスコ(左) [写真]=Getty Images

 レアル・マドリードに所属するスペイン代表MFイスコは、チャンピオンズリーグ(CL)シャフタール戦の試合後にインタビューに応じ、バルセロナとの“エル・クラシコ”での退場について語った。25日付のスペイン紙『マルカ』が報じている。

 イスコは21日に行われたリーガ・エスパニョーラ第12節バルセロナ戦、ベンチからのスタートで55分に途中出場。レアル・マドリードが4点のビハインドを背負っていた84分に、ブラジル代表FWネイマールの足を背後から蹴り、レッドカードを提示されて一発退場を命じられていた。この行為により、スペインサッカー連盟から2試合の出場停止処分を科されている。

 同選手は、「“クラシコ”は誰もが出場したい試合だ。ただ、ベンチに座っていたことよりも、あの結果の方がもっと辛かったよ」と話し、ベンチスタートよりも0-4と大敗したことを悲しんだ。

 また、退場に関して、「誇れるようなことではないよ。自分を失ったためにしてしまった行為だから、2度と起こさないようにしたい」と、深い反省の弁を口にしている。

 8日に行われた第11節セビージャ戦、21日のバルセロナ戦とリーグ戦で連敗を喫し、3位に転落したレアル・マドリード。現在のチームについては、「僕たちは優勝するために、失敗から学び、過ちを繰り返してはならない。まだたくさん試合はあり、シーズンは長いんだ」と話し、今後の巻き返しを誓った。

 レアル・マドリードは次節、30日にアウェーでMF乾貴士の所属するエイバルと対戦し、12月6日の第14節ではホームにヘタフェを迎える。

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