バルセロナを率いるルイス・エンリケ監督が冬の移籍市場でビジャレアル所属のU-21スペイン代表MFデニス・スアレスの獲得を望んでいるという。スペイン紙『マルカ』が伝えている。スペイン紙『マルカ』が報じた。
D・スアレスはバルセロナの下部組織出身で、昨シーズンはセビージャにレンタル移籍し、今シーズンは完全移籍したビジャレアルで攻撃のキーマンとして活躍している。
エンリケ監督がジョゼップ・マリア・バルトメウ会長にD・スアレスの獲得をリクエストしている一方、ビジャレアル側は同選手の放出は考えていない。ただ、昨シーズン同クラブで活躍したレアル・マドリード所属のロシア代表MFデニス・チェリシェフを1月にレンタル移籍で獲得できた場合は、D・スアレスの放出に応じる構えだという。
エンリケ監督が同選手を希望する理由は高いスキル、戦術眼、俊敏性があり、かつ複数のポジションでプレーすることができるという点。トップ下、サイドアタッカー、中盤の穴を埋めるのにも持ってこいの人材で、また下部組織出身ということでバルセロナのボールポゼッションを大事にするサッカーにもすぐに適応できると見られている。